高校生・保護者にとっての「いい専門学校」とは?
突然ですが、高校生やその保護者にとっての「いい専門学校」とはどんな専門学校でしょうか?
おそらく色々な答えがあると思います。
今回は、「いい専門学校」とは何か、また、その答えを導き出すことにどのようなメリットがあるのかをお話したいと思います。
「いい◯◯」とは?
世の中には、様々な商品やサービスがあります。
消費者はその中から選択するわけですが、常に自分が欲しいものを具体的に理解できているわけではありません。
そこで、企業は消費者に対し、「いい◯◯」の特徴を提案します。
この特徴のことを『属性』と呼びます。
そして、この属性は時代に応じて変化することもあれば、企業の提案により変わることもあります。
これを『属性順位転換』と呼びます。
事例を紹介します。
皆さんは「いい車」と聞くとどんな属性を思い浮かべますか?
・燃費がよい
・室内が広い
・室内が静か
・クッションがよい
などなど、色々な答えがあると思います。
実は、この「いい車」の属性が、時代に応じて変化してきているのです。
1980年代
ラグジュアリーな車が「いい車」と消費者に認識されており、カッコよくて走行性能が良い、そんな車が人気でした。
1990年代
いわゆるセダンが人気となり、乗り心地が良くステイタス感のある車が「いい車」の属性でした。
2000年代
家族で楽しめる居住性の高さや便利な装備がついている車、いわゆるワンボックスカーが「いい車」になりました。
2010年代
環境への配慮や家計への負担を減らすため、軽自動車・ハイブリッド車・電気自動車などが「いい車」の属性になりました。
このように、同じ車であっても消費者にとっての「いい車」は時代によって変化していることがわかります。
「いい専門学校」とは何か?
話を専門学校に戻します。
高校生やその保護者にとって、「いい専門学校」とは何でしょうか?
・駅から近い
・学校生活が楽しい
・施設が充実している
・講師が一流
・就職実績がすごい
色々考えられますね。
普段から高校生や保護者と直接話をされている場合、その中にヒントが隠されているはずです。
もしあなたが広報を担当している専門学校が、現代の「いい専門学校」の属性には当てはまらない、
もしくは競合校と比較して負けてしまう、そんな時は新しい『属性』を提案し、『属性順位転換』を狙うというのも方法です。
属性をどう広報に活かすか?
現代の「いい専門学校」の属性が分かれば、
その『属性』を満たすコンテンツを自校の特長として訴求すればよいのです。
ただし、根拠は必要です。
例えば『属性』が「就職実績」だった場合、就職率や就職先企業を羅列するだけでは弱いわけです。
なぜその実績を出せるのか、納得感のある理由が無いと、高校生や保護者は魅力を感じません。
競合優位性のある根拠をしっかり訴求することを心がけてください。
まとめ
今回は、『属性』と『属性順位転換』についてお話させていただきました。
マーケティングには様々な考え方やアプローチがありますが、その中でも重要な考え方の一つだと思います。
もしこれまで意識されたことが無ければ、ぜひ広報活動に取り込んでいただければ幸いです。